連日逃避

逃避のために文章を書きます.

最近めっちゃ紙買ってる

 タイトルに固有名詞含ませると検索に乗っちゃうから,ちょっと話に出したいだけのもの書けない

 

私は自己紹介をする際には「シャニマス遊戯王が好き」という話をするようにしています.真面目な場だとアナログゲームが好きって言ったりします.TRPGも好きなので.

シャニマスの話もTRPGの話も機会があればこの日記で書きたいのですが,この二つには今あまり触れられていません.一回はずみが付くとハマり直せるんですけどね.遊戯王はまさにそれになっています.
今回は遊戯王についてあまり詳しくない方に向けて,ちょっとタラタラ説明しようと思います.脚注あり・時系列のズレあり.備忘録なので説明不足もあるかも.

 

「紙」というのはトレーディングカードのことです.紙なので.昨今は随分とカードゲームが流行し,人気タイトルが並列していくつか盛り上がっています.
比較的ヤング層から大きいお友達まで幅広くシェアを得ているのはポケモンカードゲームでしょうか.
ちなみにこれから紙(カードゲーム)を遊びたいという方は,遊戯王なんてやらずにポケカを始めた方が絶対いいです.インターネットを見ると富豪の遊びみたいな印象を受けるかもしれませんが,ルール上同じ内容のカードの中でもキラキラしてたり絵柄が可愛いやつを集めたいみたいな欲望を適度に抑えればちょっとのお金で楽しめます.本当です.

商品情報 | ポケモンカードゲーム公式ホームページ

 

でも今回は遊戯王OCG*1の話をします.
なぜ絶対にポケカを始める方が良いと言っている奴が遊戯王にハマっているかというと,「遊戯王マスターデュエル」というゲームのせいです.

遊戯王というカードゲームは20年以上愛され続けてしまい,デジタルでも遊べるようになりました.(所謂DCG化.分かる人にはMTGアリーナみたいなって言えば伝わる)お手軽にデジタルでデッキを組んで,オンラインマッチで気軽に対戦ができてしまう.アイドル育成ゲームに熱中してしばらく忘れていたカードゲームの楽しさを思い出すには十分すぎる環境です.
小学生~中学生の頃の愚かしい時期に兄及び兄の友人,それとアニメの影響で遊戯王に触れていた過去のあるありふれた青年の私は,まんまとマスターデュエルによってあの頃の情熱を思い出してしまったのです.

「そういえば,あの頃集めていたカードがまだ残っていたかもな」間違いその1.
実際そう言って掘り出したカードの中で,今デッキに入れられるのは5,6枚しかありません.恐ろしくインフレが進んでいるため,「昔も今もずっと強い,どのデッキにも入れられるカード」みたいなのしか価値がありません.

「じゃあ,一旦このカードはカードショップで売るか」間違いその2.
ここで現在流通しているカードの入手方法の主たる3つを紹介します.一つは製造元の販売するパックや構築済みデッキを買うこと.最新のカードを入手したければこれがベター.一つは友人や第三者とカードを交換・または買い取ること.*2そしてもう一つはカードショップという施設で誰かが売ったカードを単品(シングル)で買うこと.
つまり,カードは売ることができる.偶然,通学で利用する駅の近くにカードショップがオープンしていた.
ちょっと昔に買ったパックで当たった高レアリティのカードが含まれていたので,ひと山50円みたいなカード達と合わせても5千円くらいになりました.平時にバイトをしていない高専生にとって5千円は部屋の隅から現れるにはちょっと大きいへそくり.
すっかり気を大きくして,カードと仲良くなってしまったのです.

「ではこの資本金で最新のカードを買ってデッキを組もう」間違いその3である.
ちょうどその臨時収入を得た少し後に,構築済みデッキ*3が登場したので,買った.この辺でちょっと分かってる人向けに具体的に名前を出すと,「 デビルズ・ゲートR」です.
このデッキは,10年ほど前(ちょうど私の第一次遊戯王ブームである!)に登場したデッキのリメイク商品であり,リメイク前のデッキを少年筆者は買っていました.ちなみにそのデッキは主要カードを兄に鮫トレ*4されてもう手元にない.
思い出のデッキが,最新弾として登場している.これは買いだ!!と判断して,ついに紙のデッキを握ってしまったわけです.

しかし,デッキができてしまったのでもうこれで一生遊べる,というわけではなし.構築済みデッキでは,汎用カードが全て揃わないのです.
この「どのデッキにも入る汎用カード」,言い方を変えると「流行っている大抵のデッキに対しても強いから,入れておいた方がいい」カード*5のため,大会やイベントで戦おうとするとやはり必須となります.仲間内で遊ぶなら紳士協定のもとで「そういうカードは使わない」という遊び方もできますが.4月から大学入ったらできるかなそういう友人(純粋な目).ともかく,そのためにカードショップにちょくちょく通ってゆっくりとカードを集めているのが今の現状です.

ショップで開催されるイベントにも何度か参加するようになり,第二のカードゲームライフが順調に始まってしまいました.また飽きるまで続いてしまう.

なんというか,あまり良いこととは言えないけど,ソシャゲの課金と同じようなもので,今を楽しむために娯楽という排水溝に金を捨ててるんだな,という気持ちです.
どうせ捨てるならなるべく居心地のいいドブで泳ぎたいですね.

タラタラと2千文字も書いてしまった.推敲をするとお蔵入りにしてしまうので例によって深い見直しはせずに投稿します.日記なので.一生駄文.あ,これブログタイトルにすればよかったかも.来年に覚えてたら変えます.

 

 

ちょっと余談なんですけども,私が遊戯王と出会った頃には,たしか「遊戯王ZEXAL(ゼアル)」が放送されていたと思います.遊戯王アニメシリーズ4作目ですね.どうやらU-NEXTで見ることができるようです.

www.video.unext.jp

遊戯王のアニメは原作漫画の映像化の他に,オリジナルアニメが展開されており現在8作目である遊戯王ゴーラッシュが放送中です.*6ちなみに私はシリーズ6作目の「遊戯王VRAINS(ヴレインズ)」と3作目の「遊戯王5D's(ファイブディーズ)」の方が好きなのですが.遊戯王をあまり詳しく知らない方はZEXALの方がとっつきやすいかなと思い薦めるようにしています.あるいは,1作目である「遊戯王デュエルモンスターズ」から順番に.是非見てください.

ただ,カードゲームをやりたかったらポケカの方がいいです.僕もそのうち始めるので.一緒にやろう,ポケカ

www.pokemon-card.com

*1:今更だが遊戯王オフィシャルカードゲームについての詳しい説明はここでは省く.ざっくり言うと「遊戯王」という色んなゲームを紹介?する漫画の中の一ゲームとして登場した架空のカードゲームが実際に商品化されたらめっちゃ売れて20年以上続いちゃったぜという話

*2:ちなみに筆者にカードを交換できる友人は身近にいない.兄の影響でハマったホビーは同世代の中では全然流行っていなかったという,ありがちの悲しみを筆者は抱いている.

*3:販売元がデッキリストを組み,デッキとしてそのまま箱に入れて販売する.ランダムに5枚入ってるパックと違い,40枚とちょっとのカードがセットで確定で入ってる.ただ,弱いカードも結構入ってる.

*4:シャークトレード.交換するカードの価値が釣り合っていないのに,初心者を騙すなどしてトレードを成立させること.ガキだったのでキラカードとかかっこいいモンスターで誤魔化されてカードの強さを判断できないなどよくあること.今となってはあまり気にしていない.

*5:うすうす分かると思うが,かなりざっくりなので正確性を欠いた説明.だが,なんで《灰流うらら》や《増殖するG》が「汎用」なのかと聞かれたらこういうことでいいと思う

*6:一応,7作目の「遊戯王SEVENS」からはルールをマイナーチェンジした「遊戯王ラッシュデュエル」というカードを題材にしているのだが,遊戯王アニメとしてのナンバリングは続いている